電子タバコ 加熱式タバコ。 【徹底比較】加熱式タバコのおすすめ人気ランキング22選

加熱式タバコと電子タバコには徹底的な違いが?2019年最新モデルのコストや被害も比較してみた

電子タバコ 加熱式タバコ

燃やさないから煙が出ない。 スモークレスが特徴の加熱式タバコ 加熱式タバコは、紙巻きタバコのようにタバコ葉に直接火をつけるのではなく、タバコ葉に熱を加えてニコチンを発生させる。 煙が出ない代わりに、タバコ葉に含ませたグリセリン類によって蒸気を発生させて煙の代替とするのが基本だ。 これにより、モノを燃やす時に発生するタールの量が9割以上減り、人体への悪影響が低減できると言われている。 また、2020年4月に改正健康増進法が完全施行となった関係で、「紙巻タバコは吸えないが、加熱式タバコなら吸える」というシチュエーションが増えたことが追い風となり、ますます注目度が高まっている。 なお、加熱式タバコは税金がかかっている立派な「タバコ」であり、日本で流通しているノンニコチン・ノンタールの「電子タバコ(VAPE)」とはまったく別モノであるということは覚えておきたい。 加熱式タバコから発生する蒸気は、紙巻きタバコの煙とは違い刺激臭が比較的少ないうえ、服や髪にニオイがつきにくい(写真はアイコス 3 マルチ) <関連記事> 加熱式タバコには「高温加熱式」と「低温加熱式」の2種類がある 加熱式タバコは、加熱温度によって大きく2種類に分けられる。 基本的には高温加熱式のほうが喫味は強くなり、ニオイも強い。 低温加熱式は喫味が弱くなる半面、ニオイが限りなく少なくなるというメリットがある。 デバイスの無料レンタルサービスや、月額プランもあるなど、ほかの2社にはないサービスを行っている所も特徴と言えるだろう。 2019年9月に2本連続喫煙が可能な「アイコス 3 デュオ(IQOS 3 DUO)」が発売され、現在はバッテリー一体型で10本連続喫煙可能な「アイコス 3 マルチ(IQOS 3 MULTI)」、従来機「アイコス 2. 4 プラス(IQOS 2. 4 Plus)」と合わせて3機種展開となっている(「アイコス 3 デュオ」の発売にともない、「アイコス 3」は在庫がなくなり次第終売)。 「アイコス」の喫味が強いのは、本体またはホルダーに内蔵された加熱ブレードに専用の「ヒートスティック」を刺し、内側からタバコ葉を直接加熱する中心加熱方式だからだ。 ただその分、ニオイもきついのが、弱みといえば弱みだろう。 <関連記事> 「アイコス 3」のサイズ、仕様を踏襲しながらも、2本連続使用が可能になった「アイコス 3 デュオ」。 ホルダー充電時間も短縮され、1本分なら約1分50秒、2本分なら約5分15秒の充電で使用することができる スティックを巻紙の外から温める周辺加熱式の「グロー」「プルーム・エス」と違い、ヒートスティックの中心に加熱ブレードを刺して内側からタバコ葉を直接加熱することで、強い喫味を実現している。 ただ構造的に汚れがつきやすく、清掃は少しめんどうだ アイコスは3種類のデバイスを展開しているが、心臓部(加熱方式)は同じなので、どれも喫味自体は変わらない ヒートスティックは50円安い「ヒーツ」という選択肢もあり 現在、「アイコス」には2銘柄のヒートスティックが存在する。 「マールボロ」と、「アイコス」のために開発された銘柄「ヒーツ」だ。 「ヒーツ」は前述のアイコス臭が抑えられているほか、価格は520円(税込)の「マールボロ」より50円安い470円(税込)となっている。 現在全国発売されている「マールボロ」はレギュラー3種、メンソール6種の計9種類。 喫味は最強レベルだがニオイも最強。 「ヒーツ」は現行8種類。 現在、スタンドダードモデルに位置づけられる「グロー シリーズ2(glo series 2)」を筆頭に4種のデバイスが展開されている。 「アイコス」ほどタバコ感は強くないが、普段から「ケント(KENT)」を吸っている人や、軽めのメンソールを好む人に評判がいい。 このほか、2020年4月には、ネオスティックより太い専用スティックを採用した「グロー・ハイパー」が登場した また、バッテリー一体型で、機種によっては最大約30本分を連続して吸うことができるのが大きなメリットだ。 「アイコス」より加熱温度が低い分、多少ニオイは控えめになる。 しかしこの傾向は、最新の機種やネオスティックの改良・追加などでいくぶん様相が変わってきた。 「ネオスティック」を使用する「グロー」の現行機種は4種類。 左から、「グロー シリーズ2」「グロー シリーズ2 ミニ」「グロー・プロ」「グロー・ナノ」。 初代「グロー」は公式サイトから消えた 「アイコス」のようなブレードがない分、手入れが簡単で、この穴に専用ブラシを通すだけだ ブーストモードでより強い喫味を味わえる「グロー・プロ」 「喫味の強さならアイコス一択」というイメージをくつがえしたのが、2019年10月に登場した「グロー・プロ(glo pro)」である。 IH誘導加熱方式を採用し、より満足感を高めるブーストモードを搭載することで、最速で約10秒というスピーディーな加熱と、より深い味わいを実現した。 喫煙時間は約3分と短くなるものの、使用するネオスティックによっては、「アイコス」に迫る強い喫味を味わえるようになった。 「グロー シリーズ2」とあまり変わらないサイズ感だが、ハイエンド機種の風格が漂う「グロー・プロ」 <関連記事> 「グロー」の強みはフレーバー数の多さとメンソールの豊富さ 「グロー」は、何と言っても選べるフレーバーが多い。 ネオスティックのブランドは「ケント」と「ネオ(neo)」の2つで、合わせて23種類もある。 しかもそのうち18種類はメンソールなので、メンソール好きでも頭を悩ませてしまうほど。 また、フィルター内のカプセルを潰して清涼感をアップさせる「カプセルメンソール」は、加熱式タバコでは「グロー」でしか味わえないので、これが好きな人なら選択の理由になるはず。 特に「ネオ」のレギュラーは、かなり紙巻きタバコに近い味わいだと感じるので、よりタバコ感の強い味わいを求めるならば、「グロー・プロ」(ブーストモード)と「ネオ」(レギュラー)の組み合わせは、一度試してみる価値ありだ。 「ケント」には、喫味を強くした「インパクト」というシリーズ内シリーズをもある <関連記事> 加熱式タバコのイメージをくつがえす渋みと深みが味わえる「ネオ」 <関連記事> 太めのスティックでシリーズ史上最強喫味を実現した「グロー・ハイパー」 従来の「グロー」シリーズは、ほかの加熱式タバコよりも細めの専用スティック「ネオスティック」を採用しているため、どうしても蒸気が細くなり、吸いごたえが弱くなりがちだ。 しかし、2020年4月に発売された「グロー・ハイパー」は、「ネオスティック」よりも4mm太い独自のスティックを使用することで、シリーズ史上最強の喫味を実現している。 「グロー・ハイパー」の仕様は「グロー・プロ」とよく似ており、素早い加熱が可能な誘導加熱技術(IH)を採用しているところや、「充電時間約90分で使用可能回数が約20回」というところが共通している。 また、「通常モード」のほか、吸いごたえを高める「ブーストモード」を搭載している点も同じだ。 ブルー、ホワイト、オレンジ(gloストアとgloオンラインストアでの限定販売)。 「グロー・プロ」よりほんの少し大きめだ <関連記事> 左が「グロー・ハイパー」専用スティック。 太くなった分、「ネオスティック」よりもフィルターの穴の口径に大きくなっている 「グロー・ハイパー」の専用スティックは、喫味を高めるために使用するタバコ葉の量が3割も増えているという。 2020年7月現在、9種類が用意されており、価格は各20本入りで500円(税込)。 9種類のうち7種類がメンソールで、ここでも「グロー=メンソール」というイメージに変わりはない。 「アロマを楽しむ」というコンセプトのこのデバイスは、「プルーム・テック」よりはやや喫味が強いが、「プルーム・テック・プラス」よりは弱いという、実に絶妙なところを突いてきた。 「グロー・センス」の見た目はポッド式VAPE 「グロー・センス」の専用カートリッジ「ネオ・ポッド」。 レギュラーはまさにVAPEのタバコ味で吸いにくいがメンソールは非常に吸いやすい。 ただし、喫味は軽い。 感覚的にはタール値3mg未満程度か。 今後フレーバーは拡充予定 <関連記事> ニオイの少なさは、高温加熱式になっても変わらない「プルーム」 3メーカーの中で唯一、低温加熱式タバコの「プルーム・テック」を販売して独自路線を歩んでいたJTだが、2019年1月に、「プルーム・テック」よりも吸いごたえを高めた低温加熱式「プルーム・テック・プラス」と高温加熱式の「プルーム・エス」を発売し、低温加熱式タバコ2機種、高温加熱式タバコ1機種という3機種体制になっている。 圧倒的なニオイの少なさだが喫味は軽い「プルーム・テック」 低温加熱式の「プルーム・テック(Ploom TECH)」は、カートリッジ内のグリセリン類を加熱して蒸気を発生させた後、微細に刻まれたタバコ葉入りの「たばこカプセル」に通過させることによってニコチン入りの蒸気を出すという方式である。 たばこカプセル以外は、VAPE(電子タバコ)と同じ仕組みだ。 そのため、「プルーム・テック」はニオイが驚くほど少ない。 隣で吸っていても気づかれないこともあるほどなので、ニオイに配慮が必要な環境で使用することが多い喫煙者にとって、救世主のような存在だ。 ただし、喫味は非常に軽い。 タール値で言えば1〜3mg程度なので、もともと軽いタバコを吸っていた人以外は、物足りなく感じることが多いだろう。 吸えばスイッチがオンになる完全オートスイッチは11機種の中で「プルーム・テック」だけ。 2019年10月からは充電時間を30分短縮させ、電池残量を知らせる新LEDを搭載した「Ver. 5」が販売開始された。 カラバリも増加中。 旧機種(Ver1. 25)の販売は在庫限りで終了となる 「プルーム・テック」の専用リフィルはVAPE風フレーバーが充実 現在「プルーム・テック」の専用リフィルは、「メビウス」「ピアニッシモ」の2銘柄で、計10種類。 「グロー・センス」同様、VAPE風のフレーバーが充実しているのが特徴だ。 DL方式で一気に吸い込むことで、フレーバーを存分に味わえる。 発売当初より複数回、味のリニューアルが行われて持続感などを強めている 低温加熱式の限界まで喫味を強くした「プルーム・テック・プラス」 「プルーム・テックはもっと吸いごたえが欲しい」という声に応えて登場したのが、「プルーム・テック・プラス(Ploom TECH Plus)」だ。 スロートキックも強くなり、蒸気にも重みと深みが加わっている。 また、カートリッジ内のリキッドをタンク式に変更し、液量もアップ。 たっぷりの蒸気で満足感を高めている。 それでいてニオイはほぼなしのままなのだから、すごい。 低温加熱式でありながら、5〜7mg程度のタール値のタバコを吸っていた人なら満足できるレベルにまで喫味がアップ。 低温加熱式とは思えない、しっかりとした深い喫味を実現している。 「プルーム・テック・プラス」は「プルーム・テック」より大型化し、VAPEのような見た目だ 専用リフィルは拡充中 「プルーム・テック・プラス」専用のリフィルは、現在全10種類。 「アイコス」や「グロー」には及ばないものの、低温加熱式のニオイのなさで強い喫味を味わえ、さまざまな味を楽しめるのは素晴らしい。 ただ喫味によってはクセがあり、レギュラー系では喉がイガイガするという人もたまにいる。 その場合は他のフレーバーや「グロー・センス」を試すと大丈夫な場合があるので、試してみてもらいたい。 筆者の実感としては、メンソール系のほうがこうした問題は起きにくいようだ。 専用たばこカプセルは、リキッドの入ったカートリッジ1本とたばこカプセル5個がセットになっている。 レギュラー3種とメンソール7種の計10種類 「プルーム・テック」(左)と「プルーム・テック・プラス」(右)のたばこカプセルは同サイズだが、両者に互換性はないので注意 <関連記事> 高温加熱式でも絶妙な温度でニオイの少ない「プルーム・エス」 「プルーム・エス(Ploom S)」は、タバコ葉を紙巻きにした専用の「たばこスティック」を使用する高温加熱式タバコだ。 「グロー」と同じ周辺加熱式を採用している。 満充電から、たばこスティック約10本を連続して吸うことができる <関連記事> メンソールがとくにうまい! 新モデル「プルーム・エス・2. 0」が発売 2020年7月には、ピークタイム(高温持続時間)を延長して吸いごたえを高め、フレーバーを持続させる「テイスト・アクセル」モードが追加された新デバイス「プルーム・エス・2. 0」が発売された。 従来デバイスと比較して加熱待ち時間が10秒短く、使用可能時間は1分長くなったほか、使用可能本数は倍増し、使い勝手も向上している。 「テイスト・アクセル」の効果は、メンソールのたばこスティックを吸うことでしっかりと感じることができるため、JTは「プルーム・エス・2. なお、既存デバイス「プルーム・エス」は順次終売となる予定。 充電ポートもmicro USBからUSB Type-Cに変更になり、より使いやすくなった。 (2020年7月7日13時 訂正:付属のケーブルを使用し、パソコンと接続して充電できるかのような表現がございましたが、付属のケーブルを用いたパソコンからの充電はできません。 お詫びして訂正いたします。 ) <関連記事> たばこスティックはまだ少ないが、「レギュラー」がうまい 現状、「プルーム・エス」の専用リフィル「たばこスティック」は、「メビウス(MEVIUS、旧マイルドセブン)」4種類と「キャメル」4種類の計8種類だ。 「メビウス」のレギュラーは、紙巻きタバコのファンなら懐かしく感じてしまう味と香りを実現しているのに驚いた。 加熱式タバコ特有のニオイに耐えかねてメンソールを選択していた人も、ここでもう一度「レギュラー」を見直してみてもいいのではないか。 クセのない、素直でマイルドな味わいは従来の加熱式タバコとはひと味もふた味も違う。 加熱式タバコ特有のニオイに耐えかねてメンソールを選択していた人も、ここでもう一度「レギュラー」を見直してみてもいいのではないか。 クセのない、素直でマイルドな味わいは従来の加熱式タバコとはひと味もふた味も違う。 「メビウス」はレギュラー1種、メンソール3種の計4種類 「キャメル」はレギュラーとメンソールが2種ずつ。 なお、メビウスは490円(税込)で、このキャメル銘柄はそれより20円安い460円(税込) <関連記事> <関連記事> 高温加熱式特有のニオイを軽減した期待の新星「パルズ」 「パルズ(PULZE)」は、2019年5月に福岡県内限定発売され、この10月に全国展開が開始された後発の高温加熱式タバコだ。 バッテリー一体型で、コンパクトなサイズながら、フル充電の状態で連続最大20本まで喫煙が可能。 また、独自の技術・製法を用いることで、ほかの高温加熱式タバコと比較しても、加熱時に発生する特有のニオイが軽減されているのも特徴だ。 電源を入れて20秒弱というスピーディーな起動。 喫煙可能時間はパフ数に関係なく4分間 中心加熱式だが、加熱ヒーターはアイコスのようなブレード状ではなく、キリのような形状 <関連記事> 「iD・スティック」は4フレーバーが全国展開中 現在、全国展開されている「パルズ」の専用スティック「iD・スティック」はレギュラー系2種、メンソール系2種の4フレーバー。 2020年1月にレギュラー系2種が全国展開を開始したことで、やっと先行機種と互角に戦える準備が整ったというところだ。 2020年1月、レギュラー2種が全国発売を開始 <関連記事> まとめ 「アイコス」「グロー」「プルーム」「パルズ」はそれぞれどんな人に向いているか 加熱式タバコ市場は、かなり混迷の時代を迎えている。 この現状において、「アイコス」「グロー」「プルーム」「パルズ」は、それぞれどんな人に向いているのだろうか。 まず、 喫味の強さと1本の喫煙時間の長さを求めるのなら「アイコス」である。 これは加熱式タバコブーム当初からずっと変わらない。 また、「マールボロ」ブランドの味は、紙巻きタバコからの移行がもっともスムーズな喫味であり、ヒートスティック1本で約6分間味わえるのは、現在国内で流通している加熱式タバコデバイスでは最長だ。 ただし喫煙可能時間は約3分と「アイコス」の半分なので、チェーンスモーカー向きだ。 また、「シリーズ2」を使えば連続30本使用可能と、バッテリーの持ちはピカイチなので、ひんぱんに充電ができない人にも適しているだろう。 コンパクトな新機種「グロー・ナノ」も使い勝手が非常にいい。 低温加熱式 「グロー・センス」は、ニオイが気になって「プルーム・テック」シリーズを選んでいた人の選択肢になり得るものだ。 ニオイが気になるのなら、「プルーム」シリーズだろう。 「プルーム・テック」では物足りないが、「プルーム・テック・プラス」なら満足できるという人は多いはずだ。 「プルーム・エス」は高温加熱式の中でもっともニオイが少ないので、ニオイを抑えつつ高温加熱式タバコを楽しみたいなら、一度チェックしてみてほしい。 「パルズ」は後発デバイスというだけあり、 「本体サイズに対して連続喫煙本数が多い」「加熱温度を選べる」「高温加熱式特有のニオイが低減されている」などの優位性がある。 フレーバーの種類も増えてきたので、今後の展開に引き続き注目したい。 なお、 ランニングコストを重視するなら、1カプセルを断続的に吸える「プルーム・テック」および「プルーム・テック・プラス」、「グロー・センス」が有利となる。 高温加熱式タバコは、一度吸い始めたスティックを中断できないので、自然とコストが高くなってしまうのだ。 ただし、本数ではなく、喫煙可能時間で考えると、1本を長く吸える「アイコス」のコスパも決して悪くないことを覚えておきたい。 <関連記事>.

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加熱式タバコと電子タバコの違い、ホール内で吸っても良いのはどっち?【電子タバコは大丈夫なパチンコ屋の今後に備えて】

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米国で電子タバコによる健康被害が社会問題化している。 欧米では電子タバコが若い世代に人気だが、加熱式タバコが広がりつつある日本も同じような状況だ。 加熱式タバコは電子タバコのように危険なのだろうか。 米国で電子タバコが蔓延した理由 米国医師会(American Medical Association、AMA)は2019年11月19日、FDA(U. Food and Drug Administration、米国食品医薬品局)の承認を受けていないを出した。 これは全米で2000人以上の患者と40人以上の死者を出している電子タバコ使用に対し、医療従事者がかなり強い危機感を抱いている現れだ。 ニコチンを加えたリキッド(溶液)を加熱し、蒸気にして喫煙者に吸い込ませるという現在のスタイルの電子タバコが米国に登場したのは2003年のことだ。 それからの十数年で電子タバコ市場は米国では4000億円以上になるまで成長した。 なぜ米国でこれほどまで電子タバコが蔓延してしまったのだろうか。 米国で電子タバコが流行した背景には、若い世代の既存の紙巻きタバコ離れがある。 また、日本と異なり多くの国でニコチンを添加することが合法のため、ほとんどの電子タバコでニコチン添加リキッドが使われている。 これにより中高生なども気軽に電子タバコを吸い始めるようになってしまった。 電子タバコの多くがリキッドを使っているが、このリキッドにニコチンを含む様々な物質を添加することが可能なため、米国で続出している電子タバコによって病気になった患者の原因究明に時間がかかっている。 添加物質にはニコチンの他、大麻の成分(テトラヒドロカンビノール=Tetrahydrocannabinol、THC)、ビタミンEアセテート(トコフェロール・コハク酸エステルとも)、グリセロール(Glycerol)、プロピレングリコール(Propyleneglycol)などがある。 基本的な電子タバコ。 左の透明部分にリキッドが入っていて大麻成分であるTHCも添加できる。 右のほうに充電バッテリーが入っていて、喫煙者は電気的に加熱されたリキッドが蒸発した蒸気を吸い込む。 Via:Christian Giroud, et al. , "E-Cigarettes: A Review of New Trends in Cannabis Use. " International Journal of Environmental Research and Public Health, 2015 同じニコチン供給デバイスだ 一方、日本の場合、ニコチンの取扱いが法律で厳しく規制されているため、ニコチンが添加された電子タバコ用のリキッドを個人輸入(一定量)以外で販売することはできない。 日本でニコチンを摂取する場合、既存の紙巻きタバコなどに頼るしかなかったが、2010年代の半ば頃からアイコス(IQOS)に代表される加熱式タバコが市場に投入されるようになる。 喫煙者にニコチンを供給するため、加熱式タバコが日本で最初に発売されたのは2013年12月だ。 JT(日本たばこ産業)が電気式加熱式タバコ初代プルーム(Ploom)のネットのオンライン販売を始めたのだが、初代プルームは米国の電子タバコJUULを作り出した人間が開発した。 実は、現在の電子タバコの登場より以前に、すでにニコチンを電気的供給するシステムはタバコ産業によって研究開発されていた。 PMI(フィリップ・モリス・インターナショナル)は1990年代から電子タバコを売り出そうとし、この技術が1990年代の終わり頃からアイコスに受け継がれて研究開発が始められている。 つまり、欧米の電子タバコは日本の加熱式タバコとは親子のような関係になるわけだが、両者の共通項の中ではタバコ産業にとって特に喫煙者をニコチン依存症にするための研究が重要になる。 ニコチンは、呼吸器から血液中に入り、脳に作用する速度が速ければ速いほど依存性が増すからだ。 アイコス(青線)と紙巻きタバコ(赤線)の血中ニコチン濃度の変化。 下のグラフは24時間のスパンでみた場合、右上のグラフは70分のスパンでみた場合。 Via:Patrick Picavet, et al. , "2016 Picavet Comparison of the Pharmacokinetics of Nicotine Following Single and Ad Libitum Use of a Tobacco Heating System or Combustible Cigarettes. そのため、数年から何十年という長期にわたって朝起きてから寝るまで断続的に喫煙するようになる。 各種リキッドのニコチン濃度は製品によって0. 27~2. どんなタバコ製品もニコチンを摂取させるために有害物質を入れざるを得ない。 これは加熱式タバコも電子タバコも同じだ。 こうして有害物質が少しずつ蓄積し、喫煙者の健康を確実に蝕んでいく。 健康への悪影響が減るわけではない 実際、WHO(世界保健機関)は2019年7月26日、を行っている。 この中では、加熱式タバコや電子タバコを含む新型タバコについての懸念が表明され、これらは登場してから時間が経っていないため、健康への影響に関するエビデンスはまだ少ないとした。 また、新型タバコに関する科学的な研究の多くは、当事者であるタバコ産業側から出てきている。 WHOは、我田引水的にもこうした研究にエビデンスがあるのかどうか疑問が残ると指摘している。 WHOのレポートでは、電子的にニコチンを供給するシステム(Electronic Nicotine Delivery systems、ENDs)は間違いなく健康に有害と断定し、従来の紙巻きタバコに比べて害が少ない証拠はないとした。 紙巻きタバコの有害性はかなり強く、環境汚染物質の基準と比べても数10倍~100倍以上有害だ。 タバコ煙には、これくらいなら大丈夫という閾値はない。 たとえ1本でも健康へ悪影響を及ぼす。 加熱式タバコの有害物質が少なくなっていても、健康へのリスクが下がるわけではないのだ。 Aはタバコを吸う本数と虚血性心疾患の危険性との間の関係、Bは能動喫煙と受動喫煙のタバコ煙曝露に関する複数の大規模疫学調査をメタ解析した結果をまとめたもの。 縦軸がリスク、横軸が本数。 上下のグラフのどちらも少ない本数からリスクが急激に立ち上がり、喫煙に容量的なリスク低減効果のないことがわかる。 Via:Malcolm R. Law, Nicholas J. Wald, "Environmental Tobacco Smoke and Ischemic Heart Disease. これはアイコスを吸った後、急性好酸球性肺炎になった患者だ。 好酸球は白血球の一種でアレルギー反応を制御する。 この症例報告では、アイコスに含まれる物質が劇症のアレルギー反応と好酸球の活性化を引き起こしたのではないかと考えている。 意図的に情報を出さないタバコ会社 アイコスを製造販売しているPMIは、米国FDAにアイコスから出る物質の資料を提出している。 未知というのは、FDAが定めるHPHCsリスト以外という意味だが、タバコ製品から出る物質は7000種類以上であり、その全てについて分析と健康影響が明らかにされているわけではない。 FDAが策定したHPHCsリストは、発がん性など特に悪影響が出ることがわかっているものだが、PMIはリストにある93物質のうち53物質の結果を報告していなかった。 この53物質のうち50物質は、呼吸器や粘膜に対して毒性を持つエチルベンゼン(Ethylbenzene)、呼吸器や神経への悪影響と発がん性の疑いがあるフラン(Furan)、急性毒性と発がん性、環境への悪影響のある2,6-ジメチルアニリン(2,6-Dimethylaniline)が含まれ、FDAに報告されなかったHPHCs以外の56物質は、従来の紙巻きタバコよりアイコスから多く出ていたという。 報告されなかった56物質には、生体への影響が不明のシクロアルケン(Cycloalkene)類、急性毒性と皮膚刺激性がある無水性リナロールオキシド(Dehydro Linalool Oxide)、皮膚炎や神経障害を引き起こす危険性があるシクロヘキサン(Cyclohexane)、DNA損傷を引き起こすことが疑われる2 5H フラノン(2 5H -Furanone)、皮膚や喉など粘膜へ刺激を与え、神経系に影響を及ぼす2-フランメタノール(2-Furanmethanol)などが含まれていた。 こうした物質の中には、試験管レベル(in vitro)で細胞への悪影響や腫瘍の発生が確認されている物質も多く、これらの物質を加熱式タバコによって肺の奥深くまで吸い込んだ場合の呼吸器への毒性について詳しいことはわかっていない。 そして、物質が相互に作用し合った複合的な有害性も未知だし、その組み合わせ全てを検証することは実質的に不可能だろう。 さらに、タバコ葉の加熱温度によって発生する物質が変化することも問題になる。 まとめると、米国で問題になっている電子タバコには多種多様な添加物が含まれていた。 健康影響の原因物質はまだはっきりわかっていないが、依存性薬物であるニコチンによる常習性はタバコ製品に共通するものだ。 日本では電子タバコの代わりに加熱式タバコが広まっているが、加熱式タバコにもニコチンと有害物質が含まれ、ニコチンを供給するデバイスとしては米国の電子タバコと同じ構造になっている。 ニコチン供給デバイスの問題点は、仮に有害物質が少なくなっていても恒常的断続的に長期間、喫煙習慣がついてしまうことだ。 米国で現在の形式の電子タバコが登場して十数年が経つ。 日本で加熱式タバコが登場してまだ5年ほどだ。 10年後に日本で加熱式タバコによる健康被害が顕在化し、社会問題化しないと考えるのは非現実的だろう。 Addiction, Vol. , "Sales of nicotine-containing electronic cigarette products: United states, 2015. " American Journal of Public Health, Vol. , "Evolution of Electronic Cigarette Brands From 2013-2014 to 2016-2017: Analysis of Brand Websites. " Journal of Medical Internet research, Vol. , "E-Cigarettes: A Review of New Trends in Cannabis Use. " International Journal of Environmental Research and Public Health, Vol. O'Shea, "Potential for Release of Pulmonary Toxic Ketene from Vaping Pyrolysis of Vitamin E Acetate. Balmes, "Vaping-Induced Acute Lung Injury: An Epidemic That Could Have Been Prevented. , "Carbonyl Compounds in Electronic Cigarette Vapors: Effects of Nicotine Solvent and Battery Output Voltage. , "The retention of nicotine from new type of heated tobacco product in human respiratory tracts. , "Comparison of the Pharmacokinetics of Nicotine Following Single and Ad Libitum Use of a Tobacco Heating System or Combustible Cigarettes. "Nicotine and carbonyl emissions from popular electronic cigarette products: Correlation to liquid composition and design characteristics. Addiction, Vol. , "Sales of nicotine-containing electronic cigarette products: United states, 2015. " American Journal of Public Health, Vol. , ""A systematic review of consumer preference for e-cigarette attributes: Flavor, nicotine strength, and type. " PLOS ONE, doi. pone. , "Adolescents' interest in trying flavoured e-cigarettes. " Tobacco Control, Vol. , "Nicotine concentration of e-cigarettes used by adolescents. " Drug and Alcohol Dependence, Vol. , "Heat-not-burn tobacco products: a systematic literature review. " Tobacco Control, doi: 10. Law, Nicholas J. Wald, "Environmental Tobacco Smoke and Ischemic Heart Disease. " Progress in Cardiovascular Diseases, Vol. 46, No. Pechacek, et al. , "How acute and reversible are the cardiovascular risks of secondhand smoke? " BMJ, Vol. " Respirology Case Reports, Vol. , "Heat-not-burn cigarettes induce fulminant acute eosinophilic pneumonia requiring extracorporeal membrane oxygenation. " Respiratory Medicine Case Reports, Vol. Helen, et al. " Tobacco Control, Vol. 27, s30-s36, 2018.

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この記事の目次• 電子タバコと加熱式タバコの違い 最近、電子タバコや加熱式タバコが人気ですが、電子タバコと加熱式タバコの違いがいまいちよくわからないという人も多いと思います。 電子タバコと加熱式タバコの違いについてまとめました。 言葉の正確な意味としては電子タバコも加熱式タバコも同じ 電子タバコと加熱式タバコ。 言葉の意味としては、実は同じなんです。 簡単に言えば、「 火を使わないタバコ=電子タバコ・加熱式タバコ」ですね。 紙タバコ(紙巻きタバコ)は火を使って燃焼させることで、その煙を吸い込むタバコになります。 でも、電子タバコや加熱式タバコは、火を使いません。 電子タバコも加熱式タバコも、原理は同じです。 電熱線で液体やペースト状のタバコの葉を温めることで、水蒸気(エアロゾル)を発生させます。 電子タバコも加熱式タバコも、「電気を使って加熱して水蒸気を発生させる」ので、同じメカニズムのものなんですね。 一般的にはタバコの葉を使っているかどうか では、電子タバコと加熱式タバコの違いは何でしょうか?実は、この2つの違いの定義はないんです。 各種媒体・メディアも電子タバコと加熱式タバコの使い分けはまちまちです。 ただ、 一般的には電子タバコと加熱式タバコの違いは、タバコの葉を使っているかどうか。 つまり、ニコチンを摂取できるかどうかで使い分けていることが多いですね。 電子タバコは、タバコの葉を使わず、ニコチンなしのものを指すことが多いです。 それに対して、加熱式タバコはタバコの葉を使ったもの、ニコチンを摂取できるタイプの電子タバコを指すことが多いです。 この記事の中では、電子タバコと加熱式タバコの違いを「タバコの葉を使っているかどうか」という定義にして、電子タバコと加熱式タバコの違いを徹底的に比較していきます。 電子タバコ 加熱式タバコ ニコチンの有無 なし あり タールなどの有害物質 なし 大幅カットされる 吸うもの 煙 水蒸気 副流煙 なし エアロゾル 未成年の可否 法律上は可 未成年は不可 電子タバコはニコチンもタールなどの有害物質もありません。 それに対して、加熱式タバコはニコチンは紙タバコの80%程度、タールは10%程度を摂取すると言われています。 また、ニコチンを含んでいない電子タバコは、法律上未成年でもOKです。 ただ、道徳上・教育上の問題としては疑問が残りますし、公共の場で未成年がタバコを吸っていたら、補導される可能性はあります。 条例での取り扱いは自治体によって違いがある 電子タバコと加熱式タバコの違いは、条例での取り扱いの違いもあります。 税法上は電子タバコはタバコではなく、加熱式タバコはタバコに分類されます。 ただ、電子タバコも加熱式タバコも、ここ数年で人気が高まってきたので、きちんと法整備されていないのが実情です。 東京23区では、区によって電子タバコと加熱式タバコの取り扱いに違いがあります。 新宿区などでは電子タバコも加熱式タバコも路上喫煙OKですが、杉並区などでは電子タバコはOKで加熱式タバコはNGになっています。 そして、大田区・渋谷区・品川区では電子タバコも加熱式タバコも路上喫煙は禁止となっています。 電子タバコはタバコの葉を使っていなくても、自治体によってはタバコと同じ扱いをされることもありますし、ニコチンなしの電子タバコと思われずに、嫌な顔をされたり、注意されたりすることもあるでしょう。 だから、加熱式タバコはもちろんですが、電子タバコもマナーを守って喫煙することが大切です。 関連記事 ・ ・ 電子タバコは害はないけれど… 次は、電子タバコの害や危険性を確認していきましょう。 電子タバコは、「害はないから安全」と思っている人は多いと思います。 本当に害はないのか、危険性はないのかを説明していきます。 電子タバコはニコチンやタールはないから害はない 電子タバコはタバコの葉を使っていません。 一般的にVapeと呼ばれるリキッド式の電子タバコだと、海外ではニコチンが含まれているものがありますが、日本では液体の中にニコチンを入れることは薬事法で禁止されていますので、「電子タバコ=ニコチンはない、タバコの葉を使っていない」と考えてOKです。 タバコの葉を使っていなければ、ニコチンやタールなどの有害物質は一切ないことになります。 だから、一般的な紙タバコに比べて、害はなく健康に良いことは間違いありません。 バッテリーの爆発の危険はあるかも… 電子タバコはニコチンやタールの害はないから、絶対に安全であると言い切れるかというと、そういうわけでもありません。 電子タバコは違うベクトルの危険が潜んでいる可能性があるんです。 違うベクトルの危険とは、ずばり爆発です。 電子タバコはリチウムイオン電池(バッテリー)が電熱線を加熱して、水蒸気を発生させる仕組なのですが、 リチウムイオン電池が異常発熱して、爆発するという事故が起こっています。 米フロリダ州セントピーターズバーグで5日、男性がペン型電子たばこの爆発のため死亡する事故があった。 同州ピネラス郡当局は15日、破片が頭蓋骨に突き刺さってできた外傷が死因だったと検視報告書などから断定した。 引用: 電子タバコが爆発して、破片が頭蓋骨に突き刺さり死亡…。 危険なことこの上ないですね…。 この事故は、超レアなケースかと思いきや、そういうわけでもなさそうです。 米消防局によると、2009年から2016年の間に電子たばこによる爆発事故や火災は、個別のもので195件あり、133人の重傷者を出した。 そのうち38人は特に重いけがだった。 引用: アメリカでは7年間で爆発事故が195件!!!年間28件ペースです。 これを考えると、ある意味で電子タバコは危険であり、害があると言えるでしょう。 だって、爆発で頭蓋骨に破片が突き刺さるんですから。 これは、電子タバコが熱くなったら、使用をやめる。 長時間充電をしない。 燃えやすいものの近くで充電しないなどの注意を守っていれば、さほど心配する必要はありません。 でも、電子タバコを使うなら、この危険性は頭の片隅には置いておいた方が良いですね。 加熱式タバコの害と危険性 次は、加熱式タバコの害と危険性について説明します。 加熱式タバコは「安全!健康にも良い!」と言われることが多いですが、本当にそうなのか?を徹底的に検証していきます。 加熱式タバコはタバコの葉を使っている 加熱式タバコは健康への害はないから安全と言われることが多いです。 でも、1つ忘れてはいけないことは、 加熱式タバコはタバコの葉を使っていることです。 タバコの葉を使っているということは、やっぱりタバコと一緒なんですよね。 加熱式タバコは、紙タバコと比較すると、ニコチンは80%摂取できる。 でも、低温で加熱しているから、タールは大幅カットできて10%しか摂取しなくて済むとされています。 でも、 いくらタールを大幅カットできたとしても、10%は摂取していることになるので、結局は健康への悪影響は出てくるし、がんの危険性も喫煙者に比べると高くなることが推測されるんです。 有害物質は少ないけれど、健康への害が少ないという根拠はない 加熱式タバコは、タールなどの有害物質を大幅にカットすることができます。 ただ、タールを従来の紙タバコよりも90%もカットできたからといって、どのくらい健康への害が少なくなるのか、危険性が低下するのかはわかっていません。 これらの新型タバコの使用と病気や死亡リスクとの関連性についての科学的証拠が得られるまでには、かなりの時間を要します。 現時点では明らかでなく、推測にすぎません。 引用: タールなどの有害物質は確かに少ないですが、タールが少ないから加熱式タバコに害はないかというと、それはまだわからないんですね。 タール量と健康への影響は比例するとは限りませんから。 だから、加熱式タバコが害はない、危険性は少ないかどうかがわかるのは、今の若い世代が高齢者になる頃なので、今はまだわからないというのが現実なのです。 加熱式タバコは副流煙はないがエアロゾルはある 加熱式タバコが健康への害はないと言われる理由の1つに、副流煙がないことがあります。 受動喫煙は、周囲の人の健康を害しますが、加熱式タバコには副流煙がないから、害はない・危険はないと言われているんです。 確かに、加熱式タバコには副流煙はありません。 煙はなく水蒸気を吸い込むので、副流煙は出ないんです。 ただ、エアロゾルは出ます。 エアロゾルとは霧のようなものですね。 水蒸気を吸いこんで吐き出せば、エアロゾルは出るんです。 ちなみに、この 加熱式タバコのエアロゾルには、ニコチンはもちろん、有害物質が含まれていることが確認されています。 このエアロゾルにはニコチンだけでなく,タバコ特異的ニトロソアミンやホルムアルデヒドなどの発がん性物質が含まれていることが報告されている 引用: そして、エアロゾルは2mの距離に広がることがわかっていますので、副流煙はなくても、エアロゾルが出て、しかもそれには有害物質が含まれているので、周囲の人への健康の害はあると言えるのです。 加熱式タバコは健康に害のあるものという認識を持とう 加熱式タバコは、安全性ばかりが取り上げられていて、健康への害や危険性はほとんど触れられていないのが実情です。 でも、加熱式タバコはタバコの葉を使っているのですから、多かれ少なかれ、健康への害はありますし、危険性もあります。 ただ、その害は少ないかもしれないというだけです。 そして、「少ないかもしれない」というだけで、 害が少ないとは断言できないんです。 だから、加熱式タバコは安全であるとは思わずに、健康に害があるもの(害の程度はいまだ不明)という認識を持っておかないといけないのです。 電子タバコと加熱式タバコの違いについてのまとめ ・電子タバコの害と危険性 「電子タバコはニコチンやタールがないため害はない」「電子タバコはバッテリー爆発の危険性はある」 ・加熱式タバコの害と危険性 「加熱式タバコはタバコの葉を使っている」「有害分質は少ないが健康への害が少ないという根拠はなし」「副流煙はないがエアロゾルはある」「加熱式タバコは健康に害がある」 電子タバコと加熱式タバコの違いやそれぞれの害・危険性についてまとめましたが、いかがでしたか? 電子タバコはニコチンを含まないもの、加熱式タバコはタバコの葉を使っているものという違いがあります。 加熱式タバコは健康への害はないと思われがちですが、そんなことはありませんので、その害や危険性を十分に理解してから使用するようにしましょう。

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