マスク 論文。 マスクの常着で免疫低下!効果的なマスク着用術とは?

新型インフルエンザ対策に関するエビデンスのまとめ 個人防御

マスク 論文

新型コロナウイルスの感染拡大防止の一環で、安倍晋三首相が洗濯して繰り返し使える布マスクを5千万余りある全世帯に2枚ずつ配る方針を表明した。 布マスクの効用をめぐっては、専門家の間でも懐疑的な見方が多い。 九州大学大学院の矢原徹一教授(生命科学)は「国は布マスクの配布に加え、子どもたちのために自作するよう要請しているが、適切ではない」と指摘する。 布マスクは織り目のサイズが大きいため、飛沫(ひまつ)を防ぐ効果が小さい。 また繰り返し洗って使う場合、管理が悪いと雑菌がはびこる可能性があり、かえって不衛生になる可能性も挙げる。 5年前に英国の医学誌に発表された論文では、1607人の医療従事者を、医療用マスクをつける人、布マスクをつける人、マスクをつけたり外したりする人にわけて感染リスクを比べたところ、布マスクをつけた人がもっとも呼吸器疾患やインフルエンザ症状を示した人が多かったという。 WHO(世界保健機関)は、新型コロナ感染拡大期における布マスク使用について「いかなる状況においても勧めない」と助言している。 聖路加国際大学の大西一成准教授(公衆衛生学)も「布マスクには他者からの感染を防ぐ効果はまったく期待できない」と話す。 布マスクとの間に不織布を挟むというアイデアもあるが、顔との間に隙間ができてしまうため、効果は限定的という。 ただ、大きな飛沫をせき止め、のどを保湿する可能性はあるため「他人にうつさないという目的を考えれば、『つけない』という選択肢はない」と話す。 (岡崎明子).

次の

【要注意!】手作り布マスクはウイルス感染リスクが高まる可能性あり。|五本木クリニック院長ブログ

マスク 論文

3.マスク着用単独の効果を検討した研究 マスクの着用単独についての介入研究は3つの論文があった。 1)感染者がマスク装着 Cariniらは感染者がマスクを装着することにより感染をどの程度抑えるかについてクラスターランダム化比較試験を2008年から2009年のインフルエンザシーズンにフランスの3つの地域で行った。 参加者は期間中に医療機関を訪問し、迅速診断テストで陽性となり、48時間症状が続いている人とした。 マスクの着用5日間をする群と装着しない群に割り付けた。 105の家庭306人が参加した。 介入群のマスクの装着は遵守されていた。 本研究ではサンプルサイズが不足していたため、十分なパワーが得られなかった可能性がある。 2)感染者と同居家族のマスク装着 MacIntyreらは、2006年から2007年の冬のシーズン2回にオーストラリアのシドニーにおいてクラスターランダム化比較試験を実施した。 対象は、16歳以上の健康な成人が同居している家族で子供が発熱と呼吸器症状を呈している家庭とした。 対照群、サージカルマスク群(患者と家族2人、患者との距離は問わない)、N95マスク相当のマスク(感染患者と同じ部屋にいるときにはいつも)でフィットテストなし群にランダムに分けた。 研究期間において50%以下の参加者がほとんどの期間マスクを着用していたと回答し、マスク装着のコンプライアンスが課題となった。 Intention to treat解析によって、有意な家族内感染患者数の低下は見られなかった。 3)医療従事者のマスク装着 Loebらはカナダのオンタリオ州の医療従事者を対象に、サージカルマスクとN95マスクのインフルエンザの予防効果を明らかにするためにRCTを行った。 446人の救急外来や小児科外来など8つの3次ケアを行う看護師が参加した。 参加者は、2008年から2009年のインフルエンザシーズン中に発熱患者の対応を行う際にフィットテストをしたN95マスクの装着かサージカルマスクの装着の群に分けられた。 プライマリーアウトカムの評価は、PCR検査でインフルエンザの確認とした。 サージカルマスク群では50人の看護師が(23. 4.マスクや手洗いに関するコンプライアンスや実施を高めるための介入に関する研究 マスクや手洗いのコンプライアンスを高めるために様々な研究が行われており、以下に代表的なものを示した。 Ferngらは、別のRCT施行中 6 、マスク着用のコンプライアンスが悪かったため、調査終了後に追加調査を行った。 マスク着用群の特徴と予測因子を調べるために441家庭に1時間半のインタビューを行い、インフルエンザに対する危険認識スコアの算定、ロジスティック回帰分析を実施した。 マスク着用群では非着用群と比べて、危険認識スコアが高く、マスク着用の有効性を認識していた。 マスク着用のコンプライアンスに関連する属性、態度、知識の特徴は明らかではなかった。 また、15家族の家庭訪問とグループ討議で得られた質的データから、マスク着用を規定する要因として、マスク着用が社会的に受け入れられるかどうか、快適にフィットするか、マスクの必要性の認識が特定された。 Suessらはインフルエンザ H1N1 2009に感染した患者(2歳以上、症状がでて2日以内に受診し迅速診断検査でインフルエンザA陽性となり、後にRT-PCRにて確定された患者)を対象に、マスクの着用や手洗いがどの程度実践されるかについてクラスターランダム比較対照試験を行った。 3群は、1.サージカルマスクの装着とアルコール手指消毒剤の提供と指導、2.サージカルマスクの提供と指導、3.コントロール(特に介入なし)とした。 すべての参加者には、睡眠時は患者と別の部屋に寝ること、患者と一緒にご飯を食べないなどが指導された。 マスク着用群には、感染患者と一緒の部屋にいる際には夜間以外はいつも装着するように指示した。 アルコール手指消毒剤は、患者と直接のコンタクトがあった際にはいつも使用するように指示した。 41人のindex patient 39人は14歳以下の子供 の同居家族147人を対象とした。 同居家族の手洗いの回数の平均は子供では6日目の7. 7回、成人では5日目の10. 1回が最も多かった。 多くの参加者がマスクの装着は問題ないと回答した。 Allisonらは小学生を対象にハンドジェルによる手洗いとマスクの着用を継続することができるかについて研究を行った。 ハンドジェルを用いた手洗いを最初の2週間に啓発し、その後マスク着用を2週間啓発した。 その後、実施状況を教師(20人)への実施についての調査と研究者による観察を行った。 不快であることと、顔が見えないことでのお互いのコミュニケーションが難しいことが背景にあると考えられる。 小学生においてはハンドジェルを用いた手洗いは可能であるが、マスク着用の継続率は低いといえる。 しかし、教師はパンデミック中はマスクをすると回答した。 5.その他 その他に関連する研究としては手洗いに用いる石けんなどの効果、感染患者の家における隔離、うがいがあげられた。 以下にそれぞれを示す。 石けんを用いた手洗いまたはアルコールを含んだ消毒液が人の手に付着したインフルエンザAウイルスの除去に効果的であったが、石けんを用いた手洗いが最も効果的であった。 感染患者の隔離の介入の効果に関する論文は見つけられなかった。 介入研究において睡眠時や食事の際の隔離についての介入は行われていたがその実施についての研究のみであり、感染予防の効果については不明である。 また、感染患者と一緒に寝ないといったことも実施は、患者が子供の場合には難しいが、感染リスクとしては高いという報告もある。 実施可能性とその効果についてはさらなる研究が必要である。 Yamadaらは、高齢者施設においてカテキンの抽出されたお茶でうがいをすることのインフルエンザ予防の効果について検証を行った。 2005年の1月から3月に行われた。 124人の入所者(65歳以上)が参加した。 参加者は全員予防接種を2004年12月までにしていた。 76人がうがいを1日3回を3ヶ月続けた。 カテキンの抽出されたお茶でうがいをする群と、カテキン成分なしのうがいをする群の2群に分けた。 カテキングループの方がインフルエンザの感染者は有意に少なかった。 Satomuraらは上気道炎症状の予防に関して18歳から65歳の健康成人を対象として対照群、水でうがい群、ヨードを含んだうがい液を用いた群にランダムに分けた。 水でうがいをした群で有意に上気道炎症状の減少を認めた。 その後はうがいに関する研究の報告はなく、さらなる介入研究などが期待される。 | 本ウェブサイトの構築は、厚生労働科学研究補助金「新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業」(新型インフルエンザ発生時の公衆衛生対策の再構築に関する研究)の研究活動の一環として行った。 本ウェブの内容に関するご意見・ご質問はpanflu@virology. med. tohoku. jpまでお知らせください。

次の

【マスクは意味ない?】予防効果が本当に期待できないのか調べた結果

マスク 論文

マスクが最も効果を発揮するのは咳やくしゃみのある人がマスクをつけた場合です。 風邪やインフルエンザ患者は1回の咳で約10万個、1回のくしゃみで約200万個のウイルスを放出すると言われています。 そこで、患者がマスクをつけることでこれらを含んだしぶきによる周囲の汚染を減少させることができるのです。 風邪やインフルエンザに罹らないためにマスクをつけても、その効果は限定的とされています。 なぜなら、顔とマスクとの間に隙間があり、ウイルスを含んだ飛沫の吸入を100%防ぐことはできません。 また、ウイルス自体の粒子径は0. 1~0. さらに、環境や衣類に付着したウイルスが手によって呼吸器に運ばれ感染する場合もあり、マスクだけで風邪やインフルエンザのウイルスを確実に遮断することはできません。 ただし、風邪やインフルエンザ患者の近くで看病するなど咳やくしゃみのしぶきを直接浴びる可能性がある場合には予防効果があると考えられます。 マスクの正しい使用方法 マスクの効果を得るためには正しくつける必要があります。 また、顔との隙間がないように顔にフィットするサイズ・形のマスクを選択し、必要に応じてゴムを結ぶなど顔にフィットさせる工夫をします。 【正しいマスクの装着方法】• 鼻と口の両方を確実に覆います。 ゴムひもを耳にかけます。 フィットするように調節します。 【効果のないマスク装着の例】 【しぶきをあびた時の安全なマスクの外し方】 マスクの表面には、風邪やインフルエンザなどのウイルスがついている可能性があります。 そこで、マスクの表面には触らず、耳の付近のゴムをつかみ外しましょう。 外したら直ちにゴミ箱に捨て、手を洗います。 診療科のご案内 内科系診療部• 外科系診療部• 周産期母子医療センター 周産期科• 救命救急センター• 中央診療部• その他• 診療サポートチーム•

次の