適応 障害 英語。 世界が驚いた宮内庁の発表

適応障害(てきおうしょうがい)とは

適応 障害 英語

こんにちは、キズキビジネスカレッジの寺田淳平です。 適応障害で休職中の方、もしくは休職を検討しているあなたは、以下のような悩みを抱えてはいませんか? 「休職中の過ごし方がよくわからない…」 「適応障害をどう治していいかわからない…」 「復職したら適応障害が再発しそうで恐い…」 こうしたお悩みをお持ちの方に向けて、休職中の過ごし方から適応障害の再発防止策までを解説します。 私自身、実際に1年近い休職を経験しました。 また、3,500人規模の職場で人事を担当していたこともあります。 そんな私の視点から、適応障害の方が仕事復帰までにできることをご紹介いたします。 適応障害による休職や復職にお悩みの方の参考になれば幸いです。 適応障害とは? 世界保健機関(WHO)の診断ガイドラインによると、 適応障害は「ストレス因により引き起こされる情緒面や行動面の症状で、社会的機能が著しく障害されている状態」と定義されてます。 ここで言う適応とは、「環境に対する適合的な行動や態度をとることで、周囲や自分との調和的な関係を保つこと」です。 そのため、適応障害には単なる「不適応」以外に、「過剰適応」と呼ばれる「自分を抑え込んで適応し過ぎることで、バランスを崩してしまう」といったケースがあります。 特に我慢強い人は、つらい状況でも「自分は大丈夫」と過信しがちです。 限界を超えて過剰適応を起こし、適応障害になってしまうことがあるのです。 また、 適応障害にかかった人の40%以上が、5年後にはうつ病などの診断も受けています。 (参考:厚生労働省ホームページ『適応障害|病名から知る|こころの病気を知る』) より重篤な精神疾患につながる可能性があるという点にも注意が必要です。 適応障害の症状 適応障害の症状は「情緒面」と「行動面」の他に、「身体面」にも見ることができます。 過労・仕事の人間関係・家族の不和などストレス因がはっきりしていて、かつ以下の症状が慢性的に続く場合は、適応障害の可能性があります。 憂鬱になる(抑うつ気分)• 不安感が高まる• 注意力が低下する• 意欲減退• 怒りっぽくなる• 細かいことが気になって集中できない• 暴力的になる• たばこやアルコールの量が増える• 貧乏ゆすり等の落ちつかない動作が増える• 動悸がする• 冷や汗をかく• 息苦しくなる• 過呼吸• 胸部圧迫感• 寝ても疲労が取れない• 吐き気、膨満感がある• 手先や唇が震える ただし、身体面の症状は、内臓疾患や他の病気に由来する要因も考えられます。 まずは総合内科の医療機関を受診しましょう。 それでも原因が特定できない場合には、心療内科やメンタルクリニックを訪ねるとよいでしょう。 適応障害の診断基準 それでは、適応障害の具体的な診断基準とはどのようなものでしょうか? 精神医学の権威であるアメリカ精神医学会は、以下のような基準を提示しています。 はっきりとしたストレス因のため、ストレスが始まって3ヶ月以内に症状が出現。 症状は以下のうち少なくともどちらかの証拠がある。 そのストレス因に不釣り合いな程度の症状、苦痛 2. 社会的、職業的などの生活に重要な領域の機能に重大な障害をきたしている。 ほかの精神疾患では説明できない。 その症状は正常の死別反応では説明できない。 ストレス因やその結果がひとたび終結すると、症状は6ヶ月以上持続することはない。 急性:その障害の持続が6ヶ月未満• 持続性 慢性 :その障害が6ヶ月またはより長く続く しかし、判断基準は定められているものの、上記の「ストレス因」は人によって異なり、程度も様々です。 少しでも気になる場合は、自己判断を下すのではなく、専門医の診断を受けるのが確実でしょう。 適応障害の治療の原則 適応障害の治療の原則は、「ストレスの原因である環境を調整すること」「本人がストレスの原因に対応できるようになること」の2点です。 (参考:乃樹愛『なんで私が適応障害!? 暗闇の中で光を見つけた私。 基本的に適応障害は、その当事者が身を置いている環境に不適応を起こしていることで生じます。 そのため、不適応の原因であるストレス環境を変えることが治療の第一歩です。 原因は様々ですが、例えば上司からのパワハラや業務への不適応なら、異動申請、業務量の調整申請、転職の検討が必要でしょう。 その際は、以下のような治療が有効だと言われています。 専門家のカウンセリングを受ける• 「認知行動療法」といわれる心理療法によって、自身の考え方や行動の癖を認識するなど、ストレスをコントロールできるようにする。 適応障害の治療においては、「環境を変えること」「ストレス耐性をあげること」の2点が原則であることを覚えておいてください。 適応障害で休職するときの兆候と事例 それでは適応障害が原因で休職する場合、職場ではどのような兆候が見られるのでしょうか? この章では、休職の概要をお話した後で、職場不適応に見られがちな兆候と、休職に至った事例を紹介します。 (参考:松﨑博光『新版 マジメすぎて、苦しい人たち:私も、適応障害かもしれない…』) そもそも休職とは? 休職とは、雇用契約を維持したまま労働を免除、または停止させる措置を言います。 (参考:大阪府『33 休職と休業』) 業務を行えない相当な事由が必要になりますので、原則的に診断書などの提出が必要です。 休職をする際に、まずは確認するべきことがあります。 それは給与支給の有無です。 休職は、企業が就業規則に従って適用する制度のため、企業によっては給与の支給が停止されてしまいます。 期間もまちまちになりますので、休職を検討されている方は経済面も考慮にいれて、一度就業規則を確認するとよいでしょう。 また、企業によっては休職をすることで、人事考課に多少の影響が生じる可能性があります。 とはいえ、休職しない方が、「適応障害などの病気を悪化させて心身を壊してしまう」といった、デメリットの方が大きいと考えられます。 かかりつけのお医者様や、後述する就労支援機関と相談の上、総合的に休職を検討することが大切です。 職場不適応の兆候 適応障害を判断する際には、以下の職場不適応の兆候が出ていないかを確認をしましょう。 遅刻、早退、欠勤の頻度が増えた• 作業効率が落ちて、ミスや小さなケガが増えた• 身だしなみを整えないで職場に出てくるようになった• 会議の場などで些細なことイライラするようになった• 同僚とのコミュニケーションを避けてひとりでいることが増えた• 「同僚が陰口を言っている」と思い込むようになった 前掲の症状と同様に、これらの兆候はあくまでも目安です。 上記の兆候が強まっていると感じる方は、専門医の診察を受けることがオススメです。 適応障害で休職した人の事例 適応障害で休職に至る事例として多いのは、異動による職場不適応や過労です。 加えて、よくあるケースの一つに、上司とのトラブルも挙げられます。 例えば、営業職のAさんは、社内の定期異動で上司が替わってから、体調に変化が現れました。 新しい上司はそれまでの上司とは違って、とても管理が厳しく、高圧的で、業務成績が悪いと同僚の前でもお構いなしに叱り飛ばす人です。 Aさんは、ノルマ達成のために遅くまで外回りをしていましたが成績は上がらず、叱責されることが増えました。 そのため、朝からめまいがしたり、通勤電車の中で吐き気や息苦しさを感じるようになったのです。 内科にその旨を訴えても、原因がわからない「不定愁訴」ということで、経過観察を言い渡されました。 そのうち無気力な状態になることが増えて、遅刻や無断欠勤をするようになり、休養を打診されました。 そして、内科ではなくストレスクリニックを受診ところ、適応障害と診断されて休職に至ったのです。 上記のような対人トラブルによる適応障害の事例は、少なくありません。 適応障害で休職するときの具体的な手続き それでは、適応障害で休職するときには、どのような手続きが必要になるのでしょうか。 職場の就業規則により異なりますが、ここでは一般的な流れをお話しします。 先述した事例のように、不調を感じて内科を受診しても要因が特定されない場合は、ストレスが原因の可能性がありますので、心療内科やメンタルクリニックなどの診断を受けましょう。 休職をするには、原則として診断書が必要になります。 診断書が下りるまでには、初診から数ヶ月かかる場合もありますので、不調を感じた際には早めの受診をオススメします。 診断書が下りたら、メールでも構いませんので、所属長に面談のアポイントメントを取りましょう。 診断書には相応の効力がありますので、基本的には休職が認められるはずです。 場合によっては、人事担当者との間で、異動などの打診を含む面談が行われる可能性があります。 しかし、原則的には社内の書式に則って申請書を提出し、休職の手続きが完了する流れになります。 適応障害で休職している人が悩む3つのこと 適応障害で休職をされている方からよく聞かれる悩みが3つあります。 そのため「甘え」だと思われて悩んだり、旅行に出てリフレッシュしたくてもできないと困る人がいます。 この章では、そうした悩みにお答えいたします。 精神科医として著名な岡田尊司先生は、適応障害で学校や会社に行けなくなって、布団から出ようとさえしなかった人が、学校や会社から解放されてしまうと、別人のように活気を取り戻すことが多いと述べています。 (参考:岡田尊司『ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術』) それゆえに、ご家族や知人に「甘え」だと勘違いされて悩む人が多いようです。 こうした悪化を防ぐためにも、適応障害の人が休職するのは適切な対応なので、自身を「甘え」と思う必要はなく、周囲にもそのように理解を求めましょう。 そうした事情を交えて説明しても、ご家族に理解してもらえない場合は、カウンセリングの場に同席してもらうことがオススメです。 適応障害に限らず、真面目に仕事にコミットしてきた人ほど、休職によって人員に穴を空けることを申し訳なく感じます。 しかし、 それは職場が組織として調整すべきことです。 あなた個人が抱え込む必要はありません。 また、特に収入が減ったり看病が必要だったりすると、家族に対して「迷惑をかけている」と思う方もいます。 もちろん、短期的に見れば、ご家族に負担がかかる可能性があるかもしれません。 ですが、休職することでよい方向に向かうのならば、長期的には迷惑ではありません。 まずは休養を取って、あなたが元気になることが何よりも大切です。 同僚やご家族に罪悪感を持たず、治療に専念することが、一番の近道だと考えましょう。 これはその方の状態によって判断が分かれます。 先述したように、適応障害の人は、職場を離れると調子を戻しやすいため、人によっては旅行に出たりとアクティブな行動を取ることも効果的です。 しかし、相対的に元気になっても、疲労が蓄積している場合がありますので、旅行へ出たいという方は、かかりつけのお医者様に相談するのがオススメです。 もし、旅行などリフレッシュの行動へ出る場合、同僚の目に触れるSNSなどに写真を載せるといった行動は、あまりオススメできません。 人によっては、心証を害して復職後の人間関係に影響する可能性がありますので、注意が必要でしょう。 休職中の過ごし方〜適応障害を治すには?〜 ここからは、適応障害を治すのに有効な休職中の過ごし方を見ていきましょう。 5つに分けて解説していきますが、前提として「常に医者の判断を仰ぐ」という姿勢が大切です。 ご自身では回復傾向にあると思っていても、状況次第では加療が必要であったり、安静にした方がよいという場合があります。 信頼できるかかりつけのお医者様に相談をしながら、以下の過ごし方を試してみてください。 あなたの心の状態について、専門的な見地からアドバイスをくれる医師やカウンセラーを持つことで、休職を漫然と過ごすことなく、経過を観察しながら回復に努めることができます。 もし、診断やカウンセリングに納得できなかったり、薬物療法に抵抗があったりという場合は、セカンドオピニオンを求めて別の病院へ行くのも一つの手段です。 また、代替医療や民間療法ではなく、「病院」で診察を受けるという点も重要です。 きちんとした専門機関で、診察や定期面談を受けてください。 人によっては、休職中に新しいことに着手したり、旅行へ出たりするかと思います。 もちろん、意欲が湧くのはよいことですが、先述したように過労などで体力が戻っていない場合など、専門医の目から見れば加療が必要なケースがあります。 そのため、まずは休養を優先するという姿勢を忘れずにいてください。 就労支援機関では、適応障害などの障害によって就労が難しい人に向けて、福祉サービスを実施しています。 一例をあげると、障害者総合支援法に基づいて設置されている就労移行支援事業所などは、診断書があれば最低0円からサービスを受けることが可能です。 障害に理解のある支援員が、体調管理やメンタル面の相談、復職に向けた具体的なアドバイスなどを行っていますので、まずは無料相談をしてみるとよいでしょう。 就労支援機関に通うことで、生活リズムを定着させるとともに、復職したときのイメージが掴みやすくなるというメリットもあります。 就労移行支援については、コラム「」にまとめています。 興味を持たれた方は併せてお読みください。 初期の休養期間は、睡眠の時間が多くなるため、生活が不規則になりがちです。 そのため、この期間を過ぎたら、朝きちんと目を覚まして、三食バランスよく食事を取ることを心がけましょう。 特に、朝陽を浴びることで、血管や内臓の働きをコントロールする自律神経が整ってきて、心身が落ちつくようになります。 (参考:原田賢『忙しいビジネスパーソンのための自律神経整え方BOOK』) 自分を立て直すためにも、規則正しい生活を意識しましょう。 副交感神経とは、先述した自律神経の一種で、心身をリラックスさせる役割を担っています。 (参考:乃樹愛『なんで私が適応障害!? 暗闇の中で光を見つけた私。 』) 副交感神経への意識を高めるには、あなたがリラックスできる環境や行動を知った上で、それを習慣づけることが大切です。 特に、以下のような行動がオススメです。 深呼吸• 長時間の入浴• アロマテラピー• ヨガ 休職期間中にリラックス法を見つけることは、適応障害が回復した後の再発防止にも役立ちますので、この機会にぜひ副交感神経を意識する習慣をつけてください。 ただし、いくら気持ちが安らぐとはいえ、お酒やたばこなどの嗜好品は依存性があるため、避けた方がよいでしょう。 ただし、あくまでも「心身に余裕が出てきた」「転職や異動のことを考えると気持ちが前向きになる」という段階に達してから検討するようにしてください。 検討の際は、先述した就労支援機関に相談にすることをおすすめします。 また、具体的な転職活動などに移る際には、必ずかかりつけのお医者様への相談も忘れないようにしましょう。 復職後の再発防止策4選 この章では、休職を経て復職した際の再発防止策を4つ紹介します。 自力でできる再発防止策を中心に厳選しましたが、何よりも大切なのは「一人で抱え込まない」ということです。 以下に解説する再発防止策を試しても調子が崩れそうなときは、周囲の人や専門家を頼るようにしましょう。 適応障害を発症する人の中には、がんばり屋で我慢強い人が少なくありません。 そのため復職してすぐに、「休職前と同じペースで働こう」「一気に挽回しよう」と前のめりになる場合があります。 しかし、休職中にどれだけ規則正しい生活を送っていても、いきなりギアをあげて仕事に掛かることは難しいです。 適応障害を再発しないためにも、仕事を早めに切りあげるという姿勢を保ちましょう。 ちなみに、適応障害を抱えている人の仕事術については、コラム「」にまとめています。 興味を持たれた方は併せてお読みください。 ストレスクリニックの院長として著名な松﨑博光氏は、適応障害になりやすい人の特徴の一つに、相談相手がいないことを挙げています。 特に自分に自信が持てない人ほど、他人とうまく交流できずに問題を抱え込みがちです。 そうした状況を避けるためにも、復職をしたら相談相手を持つようにしましょう。 相談相手は知人や同僚に限りません。 休職中に信頼関係を築いた専門医のもとへ、カウンセリングを受けにいくというのも、「相談相手を持つ」ことに含まれます。 復職後に不安のある人は、相談相手としてカウンセラーとの関係を継続しましょう。 レジリエンスとは、「ストレスから立ち直るための精神的回復力」を意味する精神医学の用語です。 (参考:内田和俊『レジリエンス入門: 折れない心のつくり方』) 近年、「落ち込まない強さ」よりも、落ち込んでも「すぐに回復できるしなやかさ」を身につけることが、ストレス耐性の観点で重要視されています。 仮に芯が弱くても、柳のように衝撃を受けとめて戻ることができれば、心が折れてしまうことはありません。 レジリエンスを鍛えるためには、普段からミスや問題を引きずらずに、「気分を切り替える」ことを意識する必要があります。 具体的には、以下のような「切り替えスイッチ」を見つけることが大切です。 落ち込んだときに運動をする• 行きつけのレストランへ行く• 趣味に打ち込む 適応障害に悩んでいる人は、自分なりの切り替えスイッチを見つけて、レジリエンスを鍛えることに努めましょう。 適応障害を克服した人が再発するタイミングとして、異動などで環境や担当が変わった場合が挙げられます。 新しい環境に移ると、対人関係や業務に慣れるまでに時間がかかるため、疲労が蓄積して容量オーバーを起こしてしまいがちです。 さらに、そうした状況で夜遅くまでネットやゲームをしていると、情報負荷がますます過剰になってしまいます。 疲労を感じたときは、目を閉じて神経を休めるなど、映像や音楽などの情報を遮断するだけでも違います。 時には情報を遮断することも大切だということを忘れずにいてください。 まとめ:休職中の過ごし方次第で適応障害は克服できる 適応障害で休職されている方に向けて、休職中の過ごし方と再発防止策を紹介してきました。 実践できそうなものはありましたか? 休職は就労にブランクができるため、一般的には好ましいものと思われないかもしれません。 しかし、過ごし方次第では、あなたの性格や仕事の進め方を見つめ直すチャンスに変わります。 休職期間を有効に使えば、適応障害を克服するだけでなく、新しい自分に生まれ変わって、その後の人生を有意義に進めることもできるでしょう。 この記事を読まれた方が、休職期間を活かして適応障害を乗り越えていければ幸いです。 さて、私たちキズキビジネスカレッジは、うつや発達障害、適応障害などで離職した方のための、就労移行支援事業所です。 就労移行支援事業とは、一般企業での就職や、仕事で独立する事を目指す障害者の方の、本人に適した職場への就職・定着を目的として行われる、障害福祉サービスの1つです。 適応障害であることが診断書から明らかな場合などは、国の補償で最低0円から就労支援を受けられることもあります。 キズキビジネスカレッジの特徴は、会計・ファイナンス、マーケティング、プログラミング、ビジネス英語などの高度で専門的なスキルを学べる講座やプログラムを用意していることです。 少しでも気になる方は、をご覧の上、お気軽にお問い合わせください( ご相談は無料です)。

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適応障害に向いてる仕事と就職・転職するときのおすすめの方法

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Contents• 適応障害の原因と症状 適応障害とは、ICD-10(世界保健機構の診断ガイドライン)により「 ストレス因により引き起こされる情緒面や行動面の症状であり、社会的機能が著しく障害されている状態」という定義がされています。 ストレスが原因といわれている精神障害は複数あり、 適応障害もその中の一つと言えます。 適応障害は環境や状態に「適応できないこと」にあり、うつ病や不安症といった特定の診断基準を満たしておらず、他の病気が悪化したものでもない「状態」に付けられる病名とされています。 近年では特に若い年齢層で多く発症していることもあり、企業でも対応が求められ、社会的にも注目され始めています。 仕事における適応障害の特徴とは では、適応障害の方が仕事をするにおいてどのような面が問題となるのかについて見ていきましょう。 適応障害の方の症状の特徴は「精神面」「行動面」「体調面」の大きく3つの面に分けることができます。 精神面 適応障害では、情緒面での症状が多くみられ、仕事中にも漠然とした不安、抑うつ気分、怒り、焦り、緊張、集中力・思考力・判断力の低下などが現れます。 適応障害における抑うつに関しては、精神面が不安定になることで感情のコントロールができなくなるといったことが起こりますが、家事など身の回りの生活は維持できることもあり、うつ病ほどではないと言われています。 就職や転職、再就職した直後などは特に、本人は「早く仕事に慣れなくては」、「早く仕事ができるようにならなくては」、と焦る気持ちはあるものの、不安や抑うつ気分が強くなり、思うように仕事ができない自分を情けなく感じて落ち込んだり後悔したりします。 行動面 適応障害では、仕事の無断欠席・欠勤以外に、自殺行為、飲酒が増える、口論、危険運転、万引き、物を壊す、暴飲暴食、ケンカ、公共物への落書きや規則違反など、攻撃的・衝動的、反社会的な行動が伴うケースが見られます。 こうした適応障害での行動は、職場や仕事になじめないが辞められない・休めない・ストレスの原因から離れられないといった環境的要因からヤケになり、問題行動に発展するケースが多いのです。 本来はこうした行動がでる前に、仕事を休職する、辞めるという選択をする必要があります。 体調面 体調面に関して、適応障害の代表的な症状として「不安症状」が体に現れます。 動悸や発汗、めまい、涙もろくなるなどの変化があり、胃腸の不調、倦怠感、不眠、声が出ない、話せない、耳鳴り、偏頭痛、足のしびれ、歩けない等、多岐に渡ります。 適応障害はストレスの原因から離れると症状が改善することが分かっていますが、仕事を休むことができない、辞められないなど、ストレスの原因から離れられない状況下にある際は不安症状が慢性化し、持続的な抑うつ気分、興味・関心の喪失や食欲低下、不眠などの症状が現れることがあります。 適応障害に向いている仕事と選ぶときのポイント 適応障害の方が仕事を選ぶときのポイントとしては、上記で紹介した特徴を回避できる以下のような仕事を探すことです。 不安症状が体に現れたときに休憩することができる• 自分にとってのストレスがかからない環境である• 休職や休職後の復帰制度が整っている• 働き方に柔軟性がもてる• 職場に馴染む必要が少ない• 一人だけでも行える仕事である• ノルマなど、焦る要因が少ない• 毎日やることが決まっている同じ仕事である このように、適応障害を発症した人が就職・転職・再就職するときは、悪化・再発を防ぐため、休職・退職する前と同じようなストレスが発生しない仕事を選ぶことが重要です。 そのためには、就職活動を始める前に、適応障害の自分にとってどんなストレスが症状発症の引き金になるのかきちんと自己分析する必要があります。 仕事の内容だけでなく、職場の雰囲気やコミュニケーション方法、体力面などいろいろな視点から検討して自分が何にストレスを感じるのか、その傾向を把握しましょう。 適応障害に向いている仕事 上記のようなポイントを押さえた上で適応障害に向いている仕事をいくつかご紹介したいと思います。 必ずしもすべての適応障害の方に向いている仕事というわけではありませんので、あくまでも一例としてご参考ください。 毎日やることが決まっている同じ仕事• 工場の作業スタッフ• 事務職• 営業サポート事務• 清掃員• 警備員 職場に馴染む必要がない仕事・一人でもできる仕事• ライター、WEBライター• データ入力業務• DTPデザイナー、WEBデザイナー• 歩合制の営業職 適応障害に向いてない仕事、苦手な仕事 また、以下のような仕事はノルマやプレッシャーの強い仕事となるので、適応障害の方には不向きな仕事と言えそうです。 コールセンタースタッフ• ノルマのある営業職• 管理職 このように、例えば、営業職でもノルマのある営業職では続かないけど、自分のペースで進められる歩合制の営業職ならストレスを感じることなく仕事ができるなど、自分にあった働き方を見つけるのがポイントと言えます。 就職や転職するときのおすすめの方法 適応障害の方が就職や転職、再就職をするときには以下のようなサービスを利用することで仕事探し、就職、転職がスムーズに進められるのでおすすめです。 ハローワークの専門援助窓口(障害者窓口)を利用する ハローワークは求人紹介件数が多いため、仕事探しをするにあたって真っ先に思いつく相談先でしょう。 ハローワークにはもちろん障害のある方専門の窓口もあります。 ハローワークに就職相談する場合は、障害者雇用・一般雇用枠どちらでも、自分の適応障害の症状に合った応募先の相談が可能となっています。 障害のある人を対象とした人材紹介会社を利用する 障害のある人を対象とした人材紹介会社では、仕事内容や職場環境など具体的な情報が豊富であることが多いです。 そのため、自分の適応障害の症状とも相性のいい求人を紹介してもらえる可能性が高いと言えます。 就労移行支援を利用する 就労移行支援は障害者総合支援法に基づく福祉サービスのひとつ。 就労移行支援では、一般企業への就労を目指す、障害や難病のある休職中、離職中の方が利用できます。 精神疾患のある方を支援の対象としている就労移行支援事業所も多いため、適応障害のある人も利用可能です。 就労移行支援とは 就労移行支援とは、障害者総合支援法に規定される障害福祉サービス(自立支援給付)の中の訓練等給付に位置付けられ、このサービスを提供する事業所のことを就労移行支援事業所と言います。 障害があって一般就労したいけど就職が決まらない方、履歴書作成、面接やコミュニケーション等が苦手な方、仕事が長続きせずキャリアが作れない方など、就職に困っている方の就職から定着までをサポートしてくれます。 就労移行支援と同じ障害福祉サービス(自立支援給付)には、就労継続A型事業所(雇用型)と就労継続B型事業所(非雇用型)がありますが、就労移行支援事業所では、「2年間」という利用期間の中で、一般企業に就職しその後の就労継続を目指して支援します。 就労移行支援サービスの具体的な内容 就職を目指すためのトレーニング 適応障害の方が就職して働き続けるために必要なスキルをトレーニングで習得し、自己理解や仕事への理解を深め、職場実習を経て、自分のやりたい仕事、できる仕事を厳選していきます。 就職活動の支援 就職活動をする段階に入ったら、就労移行支援事業所の社員が、履歴書・職務経歴書の添削や、求人票のチェック、面接同行等をおこなってくれます。 就職が決まるまでの間ずっと、社員が相談に乗ってくれるため、適応障害の方もストレスをあまり感じることなく就職活動をすることができるでしょう。 働き続けるための就職後の定着支援 就職が決まったら支援はそこで終わりでありません。 就労移行支援では就職後もその仕事を続けていけるように仕事への定着をサポートしてくれます。 定着支援では、就労移行支援事業所の社員が、適応障害の方の職場で起こったことや困っていること等の相談に応じたり、時には企業と相談したりしてくれるため一人で悩むことなく、ストレスを溜め込むことも少ないといえます。

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適応障害の症状と休職するまでの話【実体験】

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適応障害とは? 適応障害 皆さんは「適応障害」という言葉を知っているでしょうか? 正式には以下のように定義されています。 「ストレス因により引き起こされる情緒面や行動面の症状で、社会的機能が著しく障害されている状態」 僕が診断された時、先生に言われたのは次のような言葉でした。 「環境の変化に適応できず、そのストレスによって心身に何らかの症状がおき、生活に支障がでる病気」 適応障害になるまで 社会で生きている限り、誰でも環境が変化することはあると思います。 そして、環境が変化したとき、人によってはどうしてもその環境に適応できない場合があります。 そうなったときに、適応障害になってしまう可能性が高まります。 例としては次のようなことがあげられます• 職場の人間関係がどうしても合わない• 仕事のプレッシャーが耐えられないくらい重い• 仕事の内容にやりがいを求めることが出来ない 適応できない状態が続くとストレスがたまり始め、あるところを超えると身体に異常が出始めます。 この状態が適応障害と診断される状態です。 誰にでも適応障害になる可能性がある 繰り返しになりますが、社会で生活している限り環境がまったく変わらないということはなかなかないでしょう。 そして、その変化に対応できるかどうかは、そのときにならないと分かりません。 つまり、 誰にでも適応障害になる可能性はあるということです。 ヨーロッパでは人口の1パーセントが適応障害と診断されている報告もあるそうです。 今後、会社員として働いていれば、自分だけでなく周囲で適応障害と診断される人が出てもおかしくありません。 適応障害の治療法はストレスから離れること 知っておいて頂きたいのは、 適応障害の最も効果的な治療はストレスの原因から離れることです。 なので、基本的にはストレスの原因から離れれば、身体的な症状は治っていきます。 最近では「新型うつ」と言う言葉をよく聞きますが、新型うつも適応障害の一種だそうです。 「会社を休んでいるのに、家では元気にしていてけしからん。 」なんて話をネットで見たことがあります。 しかし、適応障害という症状から考えるとこれは正常なことで、会社というストレスから離れることで身体が正常になっているのです。 ですから、新型うつで休んでいる人がいても、会社では適応障害で苦しんでいたと認識して欲しいです。 適応障害という症状が多くの人に認識されれば、適応障害で苦しんでいる人自身が気がつけるかもしれません。 また、周りもサポートすることが出来るはずです。 適応障害で症状が出たときの仕事について 職業:システムエンジニア システムエンジニアといっても、小さいシステムの設計・実装・テストから、大きなシステムの運用保守までなんでもやっていました。 なかなか引き継ぎができない職場で、属人化してしまうことが多い状況でした。 一つの仕事が完了するごとに、担当するシステムが一つ増える感じですね。 なので、長いこと働くほど担当システムが多くなり、仕事量が増える。 当時は、「メインの仕事」+「担当したシステムが3つ」という状況でした。 適応障害の具体的な症状(実体験) 僕が適応障害になるまでに、どのような症状が出ていたのかを説明します。 異動のストレスが原因 自分にとっての環境の変化は、職場の配置転換でした。 先輩が仕事を辞める事になり、その代わりに仕事を引き継ぎました。 その先輩は、業務を理解していて、かつ仕事が出来るにも関わらず、毎月かなりの残業をしていました。 なので、大変だろうとは思っていましたが、実際は想像以上に大変でした。 仕事量に加えて、お客さんに渡すための最終確認も仕事だったため、責任もかなり重いものに。 この時には、自分の完璧主義も悪い方向に働いていたと思います。 初期症状:疲労が取れない 3ヶ月間は忙しさもありましたが、新しい仕事で学べることが多かったため、普通に仕事をこなせていました。 しかし、4ヶ月目に入るあたりから身体に異常が出始めました。 最初の症状は、休日にいくら休んでも 身体の疲れが全く取れなくなることでした。 「残業が多かっただけで、休めば回復するだろう」と軽く考えていました。 しかし、振り返ってみると、この頃から少し歩くだけでもすぐに疲れるようになり、出かけることがだんだんとしんどくなっていました。 ストレス解消のために外出すると、疲労がたまるので外出できなくなる。 こんな悪循環になってましたね。 後から考えると、「これが適応障害の初期症状だった」と分かるんですが、そのときはまったく考えもしませんでした。 中期症状1:体のだるさと手足のしびれ それでもただの疲れだろうと思っていたのですが、そのうちに 常に体が怠くなり、手足が痺れるようになりました。 ただその時には、 ストレスが原因で手足の痺れが出るとは思っていませんでした。 そのため、手足の痺れが命に関わるような病気だったらと心配したために病院に行きました。 病院の受診の流れついては後述します。 結局、この症状が最後まで治らずに、休職期間が長くなる原因になってしまいました。 中期症状2:理解力の低下 その状態で仕事を続けていると、 本を読んでも文字が頭に入らない、人の話を聞いても理解するのに時間がかかるようになってきました。 ここまでくると流石にやばいかなとなりました。 友人や上司に相談して「少し休んだら?」とアドバイスももらったのですが、「自分が休んだら迷惑をかけてしまう」との思いが強く、休むことが出来ませんでした。 末期症状:電車に乗ると吐き気がひどくなる そして、最終的には 電車に乗って会社の近くに行くと吐き気がひどくなる症状がで始めたのです。 「電車に乗れなくなる」という話は聞いたことはありました。 しかし、自分が実際になるまで「本当なの?」と疑っていました。 これが本当になります。 電車に乗っている間に会社のことを考えるから気分が悪くなるのかと思い、電車に乗っている間寝ていたんですけど、目がさめると気分が悪くなっている。 体がストレスに近づくことを拒否する反応が出てしまうんですね。 症状のまとめ 人によって症状は異なるかと思いますが、僕の場合はこのようにして症状がひどくなっていき休職することになりました。 次のような症状が出ている人は、今すぐにでも休んだ方が良いかもしれません、遅くなればなるほど、回復するのに時間がかかるかもしれませんから。 身体の疲れが取れない• 常に体が怠くなり、手足が痺れるようになる• 本を読んでも文字が頭に入ってこない• 人の話を理解するのに時間がかかるようになる• 電車で会社の近くに行くと気分が悪くなる 適応障害で症状が出始めてからの病院の受診の流れ 僕の病院受診の流れは次のようになります。 神経外科(MRI)• 精神科 初めは内科を受診 手足の痺れがで始めた段階で病院には行きました。 まずは、何が原因か分からないので 内科に。 内科を受診したのですが、内科では具体的にどこがどう悪いか分からないと診断することが難しいと言われました。 ただ、先生への受け答えがはっきりしていたため、うつ病ではないだろうとの診断を受けました。 内科から神経外科へ その次は、神経に問題がある可能性があるとのことで神経科を紹介されました。 次の 神経外科では、手足の神経が問題ないことを確認し、MRIまで取りましたが何も問題はありませんでした。 神経科の先生には仕事のことを話していたので、もしかしたらメンタルが原因かもしれないということで精神科を勧められました。 最後に精神科へ その後、 精神科へ行きました。 「仕事の環境が変化したこと」 「これまでの内科と神経科を受診したけど何も問題なかったこと」 を伝えると、その場で「適応障害」と診断されて休職することになりました。 症状がひどい場合は初めから精神科へ 内科に通い始めてから診断されるまで、 約2ヶ月が過ぎていました。 2ヶ月という期間が人によっては致命的になる恐れもあります。 適応障害は症状が出る前に対策を 現代社会でストレスを全く感じない生活をすることは難しいと思います。 ただ、 ストレスを溜め込みすぎて身体に異常が出てしまってはもう遅いことが経験してわかりました。 そうなる前にストレスから上手く逃げましょう。 管理者であれば、部下がそうなる前に何かしら手を打って欲しいです。 この記事を読んでくれた人が、一人でもいいから身体に異常が出る前に防止できることを祈ってます。 関連記事:.

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