ブンブ クチャ ガマ。 「ヒラタブンブク」は危険な生き物ですか?

丹後の海の生き物(ブンブクチャガマ)/京都府ホームページ

ブンブ クチャ ガマ

先日の日曜日、鳥羽水族館初となるライオンが入館しました… 話題のスナドリネコに続いてついにライオンまで…ではなく 笑 ウニの仲間ですね。 ウニの仲間には、おそらく外見のタヌキっぽい印象からそう名付けられた、ブンブクチャガマ類(あの日本昔話の分福茶釜ね)というグループがいます。 それぞれの種名もユニークで、例えばブンブクチャガマ、キツネブンブク、タヌキブンブク、アナグマブンブク、ネズミブンブク、コザルブンブク、ヤマアラシブンブク、ウルトラブンブク…などなど。 今回入館したのがライオンブンブク Metalia sternalisです。 残念ながら既に死亡していたので標本にします ちなみに同属にはライオネスブンブク(雌ライオンの意)という種もいます。 …ライオネス飛鳥ではない 笑 棘を取り除いて背面から撮影 腹面から撮影 左側面から。 お尻がキュッと上がっています。 ライオンブンブクを目にするのは私は初めてですが、過去に三重県での採集例はあるようです。 三重県立博物館の棘皮動物リストにも掲載されていました。 実はこのウニ、元々の和名はオオブンブクモドキでしたが、改称されてライオンブンブクになったという経緯があります。 ライオンに似ているかはともかくとして、ユニークな名前に改称されたことで話題に上がりやすくなったのは確かなようです。 【飼育研究部 森滝丈也】.

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「ヒラタブンブク」は危険な生き物ですか?

ブンブ クチャ ガマ

こんな生き物知っていますか? ブンブクチャガマ 誰もが昔話の分福茶釜をイメージすると思います。 これは、狸が茶釜に化けて人間に恩返しをする話です。 このブンブクチャガマはウニの名前です。 日本にはおよそ160種類のウニがいます。 その一種にトゲにおおわれ、心臓のような形をしたものがおり、ブンブクチャガマと名付けられています。 命名者はウニのその姿から、狸が化けた茶釜をイメージしたのです。 それにしてもよく、こんな名前をつけましたね。 メモ ブンブクチャガマ科に属します。 オーストラリア、アフリカの東岸、日本では相模湾以南に分布します。 水深5メートルから90メートルの砂泥地に生息します。 殻長約5センチ、殻幅約4. 5センチ。 科は異なりますが、キツネブンブク、オカメブンブク、タヌキブンブク、何とウルトラブンブクと名付けられたウニもいます。 スカシカシパン スカシカシパンとは透かし菓子パンのことです。 これがウニの名前として付けられています。 形が円盤状で菓子パンににているところら、カシパンと呼ばれている種類がいます。 その命名者は明治の中頃、神奈川県三浦市にある東大付属の三崎臨海実験所に、収集人として勤めていた青木熊吉(通称、熊さん)という漁夫(ぎょふ)だったといわれています。 スカシカシパンは菓子パン状で、透かしが5個(細長い穴)あります。 そこで、スカシカシパンと名付けられたのです。 メモ スカシカシパン科に属しています。 相模湾以南、奄美大島、小笠原諸島に分布します。 水深数メートルの砂泥地に生息しています。 円盤形で、細長い5個の裂孔があるのが特徴です。 殻径は14センチ、高さが1. 5センチ。 体の色は赤褐色です。 カシパンの仲間は英語ではsand dollar(砂の1ドル硬貨)と呼ばれています。 タコノマクラ 食用にされているバフンウニやムラサキウニは球状ですが、ウニの仲間にはスカシカシパンなど平べったい円盤状のウニもいます。 タコノマクラという愉快な名前を持つウニもいます。 これも円盤状の形をしています。 ちなみに、このタコノマクラもスカシカシパンを命名した青木熊吉(通称、熊さん)であるといわれています。 タコノマクラは丸い座布団のような形状をしていて、タコが枕にして寝るのにちょうどいいというシャレから名付けられたといわれています。 スカシカシパンといいタコノマクラといい、すごいですね、熊さん。 人柄が伝わってくるようです。 メモ タコノマクラ科に属します。 本州中部より四国、九州に分布します。 外海に面した水深数メートルの磯地域に生息します。 殻径が約10センチ、高さが3センチ。 全面短いトゲでおおわれています。 生きているときの体色は褐色ですが、傷ついたりすると酸性の緑色の色素がしみだしてきて緑色に変わります。 ウメボシイソギンチャク 磯などで見かけるイソギンチャクの中に、梅干しにたとえられているものがいます。 その名もずばり、ウメボシイソギンチャクです。 このイソギンチャクは触手を開いているときは赤い花が咲いているように見えますが、触手を閉じていると、梅干しのような形に変化します。 触手を閉じた赤くポッチャリした姿は、まさに梅干しのようなのです。 とても印象に残る海の生物なのです。 メモ ウメボシイソギンチャク科に属します。 本州中部以南に分布します。 潮間帯の岩の割れ目などに生息します。 高さ2センチから3センチ、口盤の直径は2センチから4センチです。 体の色は濃い赤色の梅干し色。 触手は紅色。 胃腔内の隔膜の一部から無性的に個体を再生する無性生殖がみられ、口からその個体を吐き出します。

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分福茶釜

ブンブ クチャ ガマ

ブンブクチャガマという生き物の名を、聞いたことがおありでしょうか? 漢字では、分福茶釜、または、文福茶釜と書かれます。 冗談みたいな名ですね。 でも、これが、正式な日本語名(標準和名)です。 こんな面白い名が付いたのは、どんな生物でしょうか? ウニの一種です。 専門的に言えば、棘皮動物門【きょくひどうぶつもん】ウニ綱【こう】に属します。 彼らは、他のウニと同じく、海に棲みます。 全身、棘だらけです。 けれども、恐ろしい生き物ではありません。 普段は、海底の砂や泥にもぐって生活しています。 普通のウニは、球形の体に、棘がありますね。 ところが、ブンブクチャガマの体は、球形ではありません。 なんと、ハート形です。 なぜ、こんな形なのでしょうか? それは、彼らの生態と関係がある、と考えられています。 球形より、ハート形のほうが、砂や泥の中を進むのに、都合の良い形のようです。 ブンブクチャガマには、近縁な種が何種もいます。 ネズミブンブク、セイタカブンブク、オカメブンブク、ヒラタブンブクなどの種です。 どれも、ウニ綱ブンブク目【もく】に属する種です。 ブンブク目の種は、おおむね、姿も生態も似ています。 中には、深海に棲むブンブク目の種もいます。 ウルトラブンブクという種です。 怪獣の名前みたいですが、これが標準和名です。 「ウルトラ」ブンブクの名が付いたのは、ブンブク目の中で、とても大きい種だからです。 とはいえ、10cmから15cmくらいです。 普通のブンブクチャガマは、5cmくらいです。 もともと、この仲間は、そんなに大きくないのですね。 ウルトラブンブクは、大きさ以外にも、変わった点があります。 ブンブク目なのに、普段、海底にもぐっていないらしいのです。 なぜそうなのかは、わかっていません。 ブンブク目のウニは、研究があまり進んでいません。 砂や泥にもぐっていて、観察しにくいためでしょう。 それにしては、面白い名を付けたものだと思います。 ウニの研究者には、独創的な方が多いのでしょうか?(笑) 過去の記事でも、ウニの仲間を取り上げています。 よろしければ、以下の記事も御覧下さい。 などです。

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